抜き足…差し足……忍び寄る泥棒の影…。
暖かくなって、泥棒も活動がしやすくなっているかもしれません。
夜暗くなってから周りで物音がすると怖いですよね。
夜中に喉が渇いて起きてきたら泥棒と台所で遭遇!?なんてことになったら大変です。
さて、今回ご紹介するのは『防犯砂利』です。
最近はホームセンターでもよく見かけるようになったので、利用しようかな?これいいな!と思っている方も多いのではないでしょうか??
『防犯砂利』ってなに??
砂利の上を歩くと石がこすれて音が出る砂利のことです。
空き巣など、泥棒は音が出るのは周囲に気づかれるかもしれないと嫌がるので庭や玄関など、家の周囲に敷き詰めて防犯対策に使います。
どのくらい音が出るの??
音が出る石といっても、たいしたことないんじゃないの?と思われるかもしれませんが、こちらの映像をご覧ください。
けっこう大きな音ですね。
静かに踏んでも家までの距離がありますから、けっこう音が出ちゃいますね。
この防犯砂利の優秀なところは、庭がきれいに見えるってとこですね。
ヨーロッパのほうでは景観と防犯ということでレンガの破片を庭や玄関など家の周りに敷き詰めたりしていたそうです。
ガラスを高温で溶解し、発砲させたものが多いため、普通の玉砂利より防犯砂利は軽くて敷きやすいため、取扱いしやすいところも特徴です。
防犯砂利を敷くための準備
防犯砂利を敷くためには庭が草ぼうぼうではダメです!
まずは草を刈ったり、むしったりきれいにしてから、防草シートを敷きます。
・草刈り鎌
(・テコ付草抜きなんかもあると便利です。)
・防草シート(押さえるピンも必要)
・コンベックス(スケール)
・カッター
・かなづち
この辺りはぜひ用意していきただきたいです。
防草シートの敷き方はどうするの??
動画のように丁寧にカットして敷いていきピンで留め、固定します。
いよいよ防犯砂利敷いていく
動画で見るとわかりやすいですね。
石の量を計算する
この動画の通りで3㎝厚で敷き詰めていくとすると、いったい何袋使うんでしょう??
…ということで、計算してみたいと思います。
広さがわからないので簡単に、長さ5m×幅2mに3㎝厚で敷き詰めていく例でご紹介したいと思います。
まずは(どちらでもいいんですが)単位を揃えます。
今回はメートルで揃えます。
3㎝=0.03mとなりますので、計算式は次のようになります。
体積の出し方、みなさん覚えてますか??
縦×横×高さですね。
5(m)×2(m)×0.03(m)=0.3㎥
0.3㎥(業界用語では『リューベ:立米』といいます。)使います。
砂利や砕石の比重は種類によっても変化するので明確に出来ませんが、
世間一般では、おおよそ比重1.7(1700kg/m3)で計算しているケースが多いようです。
弊社も、この比重1.7(1700kg/m3)で計算で計算しております。砕石や砂利の比重『1立米で1700キロの重さになる』という事になります。
では、「20キロは 何立米分なの?」と疑問になります。
20キロを、砕石の比重1.7(1700kg/m3)で割ると、計算上20キロあたりの立米数がでます。
20(kg)÷(1700kg)=0.011765(m3)
20キロの砂利・砕石は、0.011765立米(以降、≒0.01立米とします)となります。出典:玉砂利.com
(この辺の計算式は私も苦手…)
ということで、1袋=20㎏だとすると、≒0.01㎥なので、
0.3㎥×≒0.01=約30(袋)ということになります。
あぁ~もうわかんない!!!って計算が苦手な方はこちらの玉砂利.comさんで自動計算ツールがあります。ご利用してみてください。
防犯砂利で家の外回りの防犯対策をしっかりしていきましょう!!
最後までお読みいただきありがとうございました。
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